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コラム あなたは大丈夫?

株を贈与する時期が失敗?

売れない株に、多額の税金 株の贈与も時期を見極める必要あり


子供に会社を継がせる時期には、要注意

親の相続のときに、子供が一番欲しい財産の種類は、何だと思いますか?
いや、「あなただったら、何が欲しいですか?」と聞いた方がよいかもしれません。

もちろん・・・・・・「現金」ですよね。
それは、あなただけではなく、誰でも同じ答えになるはずです。
1位が現金、2位が上場株、3位が更地、4位がアパート(マンション)、5位が同族会社の株・・・・・とずっと続きます。
これは、現金化しやすい順に並んでいるのです。

親が、
「この土地は、先祖代々、引き継がれてきたから、絶対に売らん」
とずっと言ってきたのに、子供が相続したとたん、切り売りされて、一戸建てや大型マンションが分譲されたりします。

相続税が支払えなくて、仕方がなく、売却したということもあるかもしれません。
ただ、その子供は、先祖のことよりも、前を向いて生活しているのです。
自分や家族が住みやすい場所に行くことの方が、優先順位が上なのです。

ハッキリ言って、先祖代々の土地が都心のど真ん中だったら、治安も悪く、周りにマンションが建ち、日当たりもよくありません。
先祖代々の土地は、古くから住んでいる人が多いので、子供が少なく、通える小学校も少ないかもしれません。
それならば、新興住宅街で、若い人たちが多い場所の方が、暮らしやすいと思いませんか?

あなたも、過去の先祖代々のために、自分の将来の生活を犠牲にするなんて、馬鹿らしいと思いませんか?
もし、親から相続した先祖代々の土地を売却して、そのお金で隣の県に引っ越したとしても、またはマンションを買ったとしても、別に悪いことではありません。

これって、会社もまったく同じだと思いませんか?
あなたが、ずっとがんばって、大きくした会社であっても、それを子供に継がせることが、最善とは限りません。
そもそも、子供は本当に会社を継ぎたいと思っているのでしょうか?
今、経済の状況は、毎日、めまぐるしく変わっています。
儲かっていたビジネスも、10年もすれば、儲からなくなります。
10年前は、日本の業界で一位だった上場会社でも、潰れてしまう時代なのです。

だから、あなたの会社が儲かっていても、子供が継ぐ頃には、そのビジネスが古くなって、儲からない状態になっていることが多いのです。
もちろん、あなたが、がんばって盛り上げてきた会社なのだから、ぜひ、継ぎたいと思う子供もいます。
子供がすでに、自分の会社で取締役として働いている場合もあります。

でもやっぱり、
「この会社が、これから20年間、いや10年間すら儲かり続けるのは難しい」
「継げと言われても、会社の経営は、自分には無理」
という、漠然とした不安を持っている子供が多いことも、事実です。

あなたは、子供の資質を十分、分かっているはずです。
子供が、小さいときから積極的な性格ではなく、学校でもリーダー的な存在になったこともないのに、突然、変わることはありません。
あなたが内心、「ちょっと難しいかな?」と思いながら、無理やり継がせても、子供にとってはつらいだけです。
それに加えて、会社の株を相続すれば、相続税も支払わなくてはいけません。

あなたの会社の株は、子供が経営を行なわないのであれば、ハッキリ言って、子供にとっては、何の価値もありません。
あなたの会社が未公開であれば、株を第三者に売ることもできませんし、配当もないのが普通です。
あなたの会社が上場していたとしても、証券市場で自由に売れるから、相続税は困らないと考えるのは、間違いです。
上場会社の社長やその一族が、証券市場で大量に株を売ってしまえば、株価が大暴落してしまいます。
そもそも、社長が株を売ること自体が、「あぶない会社」という噂を引き起こします。

でも、売れない株であっても、税法に従って計算すると、価値は高くなってしまいます。
未公開会社であれば、将来ではなく、過去に儲かった利益の合計で評価され、現実には売れない上場会社の株は、証券市場の株価で評価されてしまいます。

あなたの子供が、会社を継がないとすれば、やっぱり、株よりも現金が欲しいと考えるでしょう。
その株を、結局はどうすべきなのかを、あなたが生前に考えておかなければ、親族間での争いの種にもなりかねません。
それを回避するためには、今すぐに家族で話し合い、あなたの保有する株を処分してしまうことです。
処分とは、子供に株を贈与することも含みますが、もし、子供が会社を継がないと言うならば、他の役員や第三者に売却してしまうことを意味します。
「ええっ!」と思うかもしれませんが、何が一番大事なのかをよく考えてください。
誰が株主になるのか決まらず、親族で争っていては、会社で働く人たちにとっても、不幸です。
あなたの会社の売上を伸ばし、利益を稼いで、事業を発展させられる人に継いでもらうことが、一番よいことなのです。

では、あなたの子供が、会社を継ぐと言ってくれたら、どうすればよいのでしょうか?
実は、株の場合には、他の財産と違って、1つだけ、決定的に違うことがあります。
それは、株価が安くなるタイミングを、自分で予想できるということなのです。

現金などの金融資産は、その価値が変わることはありません。
土地は、路線価で評価されるため、贈与するタイミングによっては安いときもあります。
ただ、土地の価格は、日本の経済に大きく影響されるので、自分ではどうすることもできません。
価格の予想をしても、当たることもないでしょう。
もし、予想が当たりまくる人がいるならば、土地の転売事業をやるべきです。

一方、あなたの会社の株は違います。
自分の会社であれば、上場株であっても、未公開株であっても、安い価格になる時期を、ある程度、予想できるはずです。
そして、安くなっているタイミングで、子供に株を贈与すればよいのです。

例えば、上場株であれば、

(1)贈与した日の終値
(2)贈与した日が属する月の終値の平均
(3)贈与した日が属する月の前月の終値の平均
(4)贈与した日が属する月の前々月の終値の平均

のどれか、一番安い金額で贈与できます。
あなたであれば、将来、どのくらい儲かるのか、業界の動向から、今の株価が安すぎる、高すぎるなど、判断できるはずです。
これが、相続であれば、いつ亡くなるのかは、誰にも分からず、時期を選択することができません。
それが、たまたま、株式市場全体が過熱気味で、株価が高すぎるときに当たることもあるのです。
家族で財産を分ける協議をしているうちに、株価が暴落するかもしれません。
それでも、高い株価で相続税は計算することになります。
絶対に、相続で自動的に株を子供に渡すよりも、贈与で意図的に渡した方が、税金は安くできるのです。
子供が、高い相続税を支払うために借金をすれば、給料から所得税を差し引かれた手取りで返済していくことは、最悪です。

あなたが、生前に会社の株を処分することを決めれば、子供とも積極的に話し合いの場を持とうとするはずです。
子供も、あなたの意見を聞きながら、本当に自分はどうすべきかを意思決定できるでしょう。
「会社を継ぎたい人が社長をやることが、みんなの幸せになる」
ということを忘れずに、話し合いのタイミングを間違えないでください。

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